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待望の寒さを迎えた、みかんの王様@奄美完熟たんかん

2017年2月11日。


激しい寒波が襲った奄美大島。


この日、標高400m前後の山の畑では最低気温が3度ほど。


昼間でもアラレが何度も降り落ちた。


間違いなく、今年、最初で最後の寒い日だ。


数日間、島外への出荷ができないほど荒れた海。
お隣りのトカラ諸島ではタンカーが座礁するほどの大しけ。



暖冬でシーズンを迎えた奄美たんかん。


今期は、気温の高さと雨天の多さで酸の切れが予想を上回るほど早い。

このような年は、タンカン全体で考えれば、いくぶん甘みが乗り切れない状態で、奄美たんかんの出荷のピークを迎えつつあった。



寒さが欲しい。


あと一押し、果実の旨みを引き出す寒さが欲しい。


そんな祈りが通じたのだろうか。
2月9日~2月12日まで、奄美大島は厳しい寒波を迎えた。


荒れた冬の海は、船を欠航させるもの。


昔も今も島外輸送のほとんどを海に頼る奄美大島では、数日の船便の欠航でスーパーの店頭では生鮮品が軒並み姿を消す。


でも今は、この寒さがありがたい。



たわわに実った奄美完熟たんかんの果実。

冬の雨に濡れながらの農作業は、指先の感覚を奪ってしまう。


厳しい寒さ。

この寒さが果樹の防衛本能を働かせ、最後の一押し、天然の甘さ、うまさに仕上げてくれる。



樹上からもぎとった奄美完熟たんかん。


糖度13度前後の強い甘みと取れたての強い酸味。


寒さで鋭敏になった舌の感覚では強すぎる糖と酸。

この時期の、タンカンならではの酸味には、力強く生きる生命を感じずにはいられない。



もうまもなく
奄美たんかんは出荷のピークを迎えることだろう。


そして、
標高の高い山の畑で育つ「みかんの王様@奄美完熟たんかん」の出荷が始まる。


暖冬で迎え、収穫時期に厳しい寒さを経験した今期の奄美タンカン。


700日ぶりの、
自然が仕上げるこの美味しさを、ぜひ味わって頂きたいのだ。



2017hikanzakura07.jpg



いま、奄美大島の緋寒桜は満開を迎えている。

この突き抜けるような青空のもと、奄美たんかんもまた、年に一度の生命の輝きを放っているのだ。


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プロフィール

電脳行商人 前田守

Author:電脳行商人 前田守


こんにちは。
電脳行商人 前田守と申します。

私が故郷・奄美大島でネットショップ運営を始めて20年ほどが過ぎました。

多くの人に支えられ、今もこうしてEC(電子商取引)に携わっています。


このブログでは、その時々の私の想いを伝えていきますので、よろしければ末永くお付き合いくださいませ。



前田 守
奄美市笠利町 生まれ

奄美ICT株式会社 代表取締役


主な受賞・表彰・執筆歴等:

関わったネットショップの受賞:
・第4回日本オンラインショッピング大賞部門賞
・楽天フリマ人気ショップ投票優勝
・楽天市場お客様の評価2週連続1位
・楽天市場月間MVP受賞(日本酒・焼酎分野)

TV放映、雑誌掲載:
テレビ朝日「ねっとパラダイス」NHKニュース「おはよう日本」TBSテレビ「はなまるマーケット」フジテレビ「とくダネ!」NHK「生活ほっとモーニング」アウトドア雑誌「BE-PAL」2ヶ月特集掲載。週刊朝日「成功するIT14社」特集掲載。

主な執筆活動:
「奄美の島々の楽しみ方」双葉社(共著)。沖縄タイムス連載コラム「唐獅子」。


その他テレビ・新聞・ラジオ・雑誌などの掲載多数。


 

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